元自衛官ライター

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キャッチコピーでお客様の心理をコントロールする10のテクニック

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PPC広告やメルマガのタイトル、バナー広告など、
様々な場面で必要とされるのが「キャッチコピー」です。

世の中の流通する情報量が急激に増加する現在、
一瞬で商品の強みやアピールしたいことを的確に表現する
キャッチコピーの重要性は高まるばかりです。

そこで今回は、キャッチコピーを学べるサイトを発見し
重要ポイントを公開します。

あなたのブログやメルマガ、会話のネタとして
活用してみてください。


1.キャッチコピーの作るときのポイント

■誰に、何を伝えるのか

キャッチコピーを作るときのポイントとして
まず「誰」に「何」を伝えたいのかを明確にすることが
ポイントとなります。

ここが明確でないと、お客様の心を鷲掴みにする
キャッチコピーはできません。

まずは、あなたのターゲット(「誰に、何を」)の部分を
詳細に決めましょう。

例を挙げますと、

「初心者必見!YouTubeで月23万円以上を
安定して稼ぐ方法を期間限定で無料公開」

このように、「初心者」と明確に届けたい相手を書くことで
初心者の心を射止める文章を書くことが出来ます。


■品質・価格・利便性の強みを明確し伝える

まずは、あなたの強みを明確にし、それを顧客に伝えなければいけません。

あなたの強みを理解するのに効果を発揮するのが「QPC分析」です。

「QPC」はそれぞれ、品質(Quality)・価格(Price)・利便性(Convenience)
の頭文字をとったもので、その3つを考慮した上でメインの顧客・見込み客に対して
どのような価値を提供できるかを分析するときに活用する手法です。

「QPC分析」を行うことで、あなたの訴求するべき強みが明確になり、
キャッチコピーに入れるべきキーワードが自然と湧いてきます。

例えば、「健康に気を使う女性」をターゲットとします。

商品が「有機の食材」の場合、
キャッチコピーで品質をアピールしたいなら

「産地直送!純度99.9%の大自然の中の湧水
『アルプスの天然水』で育てたオーガニック食品」

の表現方法があります。


価格をアピールポイントとする場合、

オーガニック食材を今だけ定価の30%OFFで販売中!」
かもしれません。


利便性を訴えかける場合、

「栄養価が高く健康志向の方にオススメの逸品!」
かもしれません。


■顧客に突き刺さるフレーズ

テレビCMや看板、電車広告など、身近に存在する
キャッチコピーをよく観てみますと、頻繁に使用されている
言い回しやフレーズがあることが判明するでしょう。

頻繁に使い回されることは、それだけ効果のある言葉である
ということですが、なぜ効果があるのか理解すると
あらゆる場面で活用できるようになります。


フレーズには、いくつかパターンがありますので
ここで紹介します。


(1)煽り型

お客様が抱えている「悩み」や「不安」で解消したいと
感じていることを強いメッセージで表現し、
その解決方法を提示することでターゲットの
興味・関心を惹きつけるパターンです。


(2)数字訴求型

数字の力は強力で、キャッチコピーの中に
数字を混ぜ込むことで説得力のある
パンチの効いたものが出来上がります。


(3)楽できる訴求型

情報が洪水のように溢れかえっている現代に、
閲覧した人に「これだったら私にもできる!」
と思わせることが極めて重要です。


(4)自分事訴求型

情報が世の中のあちらこちらで炸裂している中で、
「これは自分のことだ!」と思わせて興味・関心を
惹きつけることが非常に重要です。


■キャッチコピーのネタをアンケートから獲得する

キャッチコピーの目的は、お客様の興味・関心を
あなたが提供する商品やサービスに向けるために存在しています。

ターゲットに突き刺さるキャッチコピーを出したいのであれば、
標的となる顧客層に直接もしくは間接的に聞くのが一番です。

あなたの商品を購入してくれたり。サービスを利用してくれた
ユーザーに対し、「購入または利用すると決断することになった
ポイントは何か?」を質問することで、マーケティングする上で
極めて大事な「お客様の声」を入手することができます。

すでに関係性のできている分、アンケートに素直に答えてもらえる
可能性が高くなるはずです。

アンケート調査で明らかになった購入に至ったきっかけ等は、
あなたが提供する商品・サービスの強みとなります。

意外なところに価値を感じていることもあるので、
ユーザー調査は一度は行うことをオススメします。


■心理学的な手法を導入する

ターゲットの対象となる顧客は商品・サービスのジャンルや内容により
様々であるが、感情を持った「人」であることは共通です。

そこで「人」の感情を揺さぶる際にかつようできる「キャッチコピー」を
心理学的な観点から見ていきましょう。

短い文章でターゲットの感情を動かすとき、心理学は非常に効果的です。

人間の普遍的な心理を分析した心理学を取り入れることで、
ターゲットの心に突き刺さる確率を上昇させることができます。

キャッチコピーに取り入れることが可能な心理学は数多くありますが、
おおよそ下記が一覧です。

アンカリング効果:業界最安値、売上第一位など
初頭効果:ファーストインプレッションの印象
バンドワゴン効果:大人気、今流行りの、など
同調効果:40代男性の9割が愛用など
スノップ効果:完売間近、残り3つなど
カクテルパーティ効果:名前で訴えかけると興味がなくても見てしまう心理
カリギュラ効果:禁止されると逆に見たくなる心理
フレーミング効果:伝え方を変えるだけでネガからポジに感じてしまう心理
シャルパンティエ効果:ビタミンC1gよりビタミンC1,000mgのほうが
           多く入ってるように感じる心理
権威への服従原理:皮膚科医が推薦、専門医が開発に協力など、
         権威あるものの言動に従う心理
認知的不協和:痩せたいけど食べたいものは我慢したくないあなたへなど、
       矛盾する感情にストレスを感じている人に解決策を提示すると
       受け入れてしまう心理


GoogleやYahoo検索にも目を見張る

キャッチコピーがページタイトルと一致する場合などは、
GoogleやYahooの検索結果にヒットし、タイトルとして表示されます。

そのようなケースでは、検索による流入が増加を図るために
コンテンツの内容を充実化するなどの施策をとると良いでしょう。

「無料ツール」と「無料ソフト」を例に挙げますと、
意味自体は非常に似ていますが、検索結果で両者の違いが判明します。

これはタイトルに含まれている言葉が影響していることを意味しています。

理由は、タイトルに入っていない言葉は表示されにくいシステムだからです。

それに関連して検索される回数に差が生じます。

「無料ツール」は月間平均検索ボリュームが140回なのに対して、
「無料ソフト」は1,900回です。

この数値結果から、検索にヒットしやすい言葉をいかにタイトルにつけるがが
極めて大事になることが明らかです。

どちらでも良い場合は「無料ソフト」をキャッチコピーに入れたほうが
検索結果が良いということになります。


■「リズム感」をキャッチコピーに取り入れる

聞き心地の良いキャッチコピーというのは印象に残りやすいです。

たとえば、

吉野家の「うまい・やすい・はやい」
ニトリの「お値段以上ニトリ
少年ジャンプの「友情・努力・勝利」

などがあります。



■ひらがな・カタカナ・ローマ字をあえて使う

 

キャッチコピーは内容が最も重要ですが、内容を効果的にアピールするために
デザイン要素も非常に重要です。

一般的に漢字で表記するところをあえてカタカナやローマ字にしてみるなど、
文章にリズムをつけることで言葉から感じるニュアンスがガラッと変わります。

全項目で例として挙げた、吉野家のキャッチコピーが当てはまります。



■ターゲットになりきることでキャッチコピーのヒントを得る

お客様になりきり、潜在的ニーズや欲を理解します。

ターゲット層が明確でない場合は、まずはターゲット選定を
真っ先に行うことが先決になります。

年齢・性別・家庭環境・職業・年収・住んでいる場所など
細かく設定することで、イメージがしやすくなります。

さらに、写真などを用いるとターゲットの想像力が高まります。

ターゲットがどんな生活を送っていて、どんな悩みを解決したいのかが
明確になってきたら、次はターゲットユーザーの問題にマッチングした
「キャッチコピー」の道筋がクリアになります。



ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

いかがでしょうか?

あなたが提供する商品・サービスを紹介するときに
最も大事な「キャッチコピー」でお客様の心理を
コントロールする10のテクニックをお伝えしてきました。

もし意見や不明点などあれば、コメントに記載するなど
連絡していただきますと幸いです。

次回は【マーケティングで有効な心理キーワード 30選】を
公開していきますので、楽しみにしててください。